陽射し

青空の下 洗濯物を干していると感じる陽射しは いつしか柔らかく濃さが薄くなったような気がする それは確かに季節が夏から秋へと移ろった証拠なのだろう あれはいつのことと思うほど 今朝の陽射しは優しく暖かい ・・・・・・*・・・・・・・*・・・・・・・*・・・・・・・・ 去年起きたある出来事が原因で何枚もの写真を削除し以前のブログも閉じた。 一人で行った百草園、季節はずれのコスモ…

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まつり囃子が聞こえる頃

今日も暑い日でした。 お仏壇の掃除をしてお花と供物をそなえ、手を合わせました。 “お母ちゃんはアンコが好きだったよねぇ・・” この連休は、長く暮らした町のお祭りもありお寺さんへという考えもありましたが 体調や都合が折り合わず行けそうもありません。 地元の人達が心を一つにして行われる大規模な祭典『大原はだか祭り』です。 以前は地元の人間としての緊張感で周囲の人達の視…

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終日

あなたのこころに浮かぶ黄色いふうせんは 本当はなんだったのだろうか 割らないように しぼまないように 守ってきたのは誰だったのだろうか ふうせんの中身が やさしい空気だけなら プカリプカリと浮いていられたものを 小さな鋭い針は あとさきの考えもなく 一瞬の感情でふうせんを刺す あなたは知らなかったでしょうがと やさしい空気は いつ…

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空を飛ぶ日

人の言葉に視線に惑わされ怯え  いつしか自分のこころに封をすることが賢いことなのだと なんでもないような顔をしては こころのひだをぴったり閉じて 誤魔化す うそぶく 虚勢を張る そんな時間を長く過ごしている内に いつしか自分までが あんなに嫌で嫌で仕方なかった人たちの 顔となり声となり毒となる 世の中をこんなものよと言ってる自分が …

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もうひとつの結実

過ぎた昨日がこぶしを握りしめてしぼんでいる。 おまえのそのこぶしの中には何があるんだい? すでに種のカタチをしたもの。 おまえも実を結ぼうと咲かせた花を閉じ朝を待つ。 おまえも実を結ぼうと朝を待つ。 行き場を失ったツルが、咲こうとするつぼみに巻きついている姿は どこかで見たような光景に似ていて、急いでツルを外し おまえはこっちだよと一人言う。 おま…

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ほうせんか

そっと扉を閉めましょう 深い眠りの中で あなたが心地良い夢が見られるように はさんだ栞をはずしましょう ページを閉じて わたしが思い出に変えられるように いつまでも過去に囚われていないで もう時はたくさん流れて 思い出も風化してしまったと あなたが居なくなってしまった事で幕引きなのだと わたしの中で記憶として残していく事が 大事なのだと 静かに 静…

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梅雨の晴れ間に

毎朝新しい花を咲かせてくれる西洋アサガオ。 早朝出勤する人達に少しでもホッとしていただきたいと、道路に面して置いたのですが、普通の朝顔よりも開花時間が遅いので少しガッカリしています。それでもこの子達は『そんな事知らないよ』と言わんばかりに、蔓を伸ばして見事に咲いています。 貴重な梅雨の晴れ間と聞いて、布団を干しています。 微熱と咳が続き体調が優れなかったので、わたしも布団も気分転換…

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天上の青

いつとはなく ふとした瞬間に思い出す人たちがいる 苦いコーヒーを淹れてしまった時 懐かしい夏歌を聴いた時 早朝の空気に触れた時 あの日の哀しみも あの時の輝きも  あの人の幸せも悔いも 今は 遙か 天上の青として咲く西洋アサガオの花

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ふたりのいみ

あなたとわたしが違うこと わたしとあなたが違うこと わかりきったその事が こころを醒ますことなく カタチのないもので繋ぎとめられていたなら 人は しあわせと言うんだろうね

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声を聞く

メールでもなく  頭と胸のあたりで呟く言葉でもなく 気持ちを声に出すという事が そして 相手の言葉が返ってくるという事が こんなにも わたしのこころを軽くしてくれる 人は 話すという手段を持っている 人は 聞くという器がある こんなにも 有り難く尊いもの **ありがとう 声を聞いてくれて ありがとう 応えてくれて**

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罫線

鉛筆で線を引く 横は 2センチと 縦は 5センチと 定規の幅をさぐって印をつける 横の線は 不安 縦の線は 迷い 間違わぬよう  2本の線が きっちりとした直角に仕上がるよう 目をこらして 背を丸めて 2本の線が しっかりとした決断に変わるよう 鉛筆で線を引く

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まだ 此処でいい

何ものにも囚われる事のない時間と心がある時は 心が向くのであれば そうする事も良いと思う。 そこまでの距離と足元の具合を確認しながら あたりの景色を眺め  立ち止まる時の 引き帰す時の目印を見つけておくのも良いだろう。 まだ間にあう その場所を見極めておく事も大事な事だと思う。 その入り口には きれいな水の流れる小川があり 山野草が咲き乱れる草原があり 木…

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最近

あっち側なのか こっち側なのか 考えてしまう事があります 本来は 半袖好き Tシャツとパンツで ラフなスタイル お化粧も無駄な抵抗と 出掛ける時も スッピンです 諦めなのか 自分の歳を忘れているのか 若い格好してます 元々 カシコマッタ席に出る機会もなかったので 冠婚葬祭用のスーツしか持っていないし 気の利いた洋服もないのですが でも この季節は まだ半袖一枚…

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迷い道

港の坂道 駆け下りた時 時化てる時は どうにもならないもんさ 停留するのも いいもんさ

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5月の便り

今の現実が真実だと 過去や未来は こころや頭でたぐり寄せても 現実ではないから 今が真実 今のわたしが真実

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都わすれ

あなたを忘れて 都わすれ 昨日 投函した転居のハガキ 今日 着いたよと携帯から懐かしい声 明日 明日へと向かうわたしに温かい声 あなたを忘れて 都わすれ

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コーヒーをもう一杯

昨日と今日と明日が散らかったまま 昨日をどう忘れてしまおうか 今日をどう始末しようか 明日をどう夢見ようか 昨日と今日と明日が散らかったまま コーヒーをもう一杯

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風が止む

それは ひっそりと知らぬ間に 結局一人なんだなと思ったら 今まで 自分は決して一人ではなかったのだと 自分だけで 一人だと 孤独だと思ってただけで 本当は 一人ではなかったのだと それは 強風が止んだ午後 埋めて 繋げて 繕って 何度も何度も 繰り返してる間に もうとっくに無くなってた事に気づいたから それは ひっそりと それは はっきりと …

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