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職場の健康診断に行く。入社する際に受けた診察から血圧の投薬治療を始めて、おかげさまで数値は正常値になった。肥満については改善していなくてドクターに指摘されることは覚悟していたが、それについては何も言われず、まさかの血圧の高さにドクターが唸ってしまった。“わたし先生の前ではダメなんです。ドキドキしちゃって・・”
慌てて今の数値はこの場ゆえの数値なのだと、たぶんこんなことになるだろうと持参していた血圧手帳を提示した。
この職場は高血圧と細菌検査の管理が重要な仕事のひとつになる。もしも仕事は無理ですと診断されれば、仕事は諦めなくてはならず、また違う仕事を探さなければならない。“いつもはこの数字なんですね?”ドクターの問いに大きく応えたわたしだった。これから会社側に提出される所見なりがどんな結果なのかはまだ不安なのだが、まずは大仕事をこなしたとひと息ついた今日。

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長女のクリスマスローズ・今年で何歳になったのやら?


今はどなたも同じだと思うが、精神的な落ち込みをなんとかせねばと気持ちを前向きにしようと意識している。この状況下に何をしているのかと思われそうだが、植物を探しにホームセンターに出向いた。ポリタンクや非常用の何かを求めての客が多かったが、わたしのように色鮮やかに咲く花たちを求める人達も多かった。皆、震災は震災として認識していて明日は我が身としながらも、少しだけ季節を楽しむ気持ちの余裕も欲しいのだと相方と話す。地道に普通の暮らしをすることが力を失わず復興に向けてのパワーになると思う。
何か一品とおかずを考える時、プランターの小松菜とホウレン草に助けられた。素人のお遊びでもそれらしき一品となり、スーパーに並ばずとも済んだのだ。カラッポになったプランターにはホウレン草を追い蒔きし、今回はワケギとスナップエンドウの苗を買い求めた。相方のカイドウはなかったが、わたしの大好きなミヤコワスレはしっかりと買ってきた。バスを待つ夕刻の風はまだまだ冷たかった。

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多磨霊園のクリスマスローズ


向田さんが眠る霊園。本当に近くだというのに一度も行ったことがなかったので散歩がてら出向く。著名人の墓が多く、墓石や墓所の大きさに驚きながら霊園を巡る。北原白秋の墓前で手を合わせ、小学校の頃、一人時間を潰していた図書室の薄暗さと湿った空気を思い出した。持って行く弁当がなく、お弁当の時間になると一人教室を出たもう四十年以上昔のこと。大好きだというわりには向田さんの墓所は知らず、あの広い霊園をあてなく歩くのは無謀と思い、今度は場所を調べてサクラの時期にと帰路に着く。一大事があったのを言い訳に、忘れていたお仏壇に大急ぎで花を供えた。

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忘れていた写真


11日の午前中に煮た肉じゃが。
午後からのんびりブログでもしようと、ブログ用に写したもの。この時間はまだ多くの人が恐怖と哀しみを知らずにいられた時間だったと思うと悲しい写真の一枚になった。あの時が来るまで幸せだった人々と日本に思いを巡らす。
決してこの日を忘れない。

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